オカモトのCSR活動
(社会・環境への取り組み)
オカモトは、1934年、高品質で耐久性に優れたコンドームの開発を目的として事業をスタートさせました。当時は技術についての情報に乏しく、原料や機械の調達にも苦労する環境でしたが、それでも社会のニーズに応えたいという強い使命感をもって、努力を積み重ねてきました。こうした志を抱きながら、以来、ゴムに加えてプラスチックという素材にも着目し、様々な製品を世に送り出してきました。オカモトの歴史はまさに社会の発展とともにあり、日々の生活に彩を与え、安心や豊かさを感じられる社会の実現に寄与してきたものです。
これからも「身近な暮らしを科学する」をコーポレート・メッセージとして発信し、すべてのステークホルダーの皆さまの生活をより豊かなものにしたいという想いとともに事業を展開して参ります。まずは安全で高品質なものを提供するというメーカーとしての基本を実践して参りますとともに、「自然環境の保護」「地域社会への貢献」「安全な職場環境の整備」などを通じて持続可能な社会の実現に貢献して参ります。
環境への取組み
環境理念
オカモトは健康で快適な人間生活に寄与するため、環境保全に積極的に取り組み、健全で豊かな地域環境づくりをめざす企業として、社会に貢献し信頼に応えます。
具体的な活動
メガソーラー発電事業
再生可能エネルギーの活用は、持続可能な社会の実現に向けて不可避であり、電力需給のバランスを保つためには積極的な活用が望まれます。
旧群馬工場跡地として約57,000m²に及ぶ広大な敷地にソーラーパネルを設置し、発電事業に取り組んでいます。最大で約4,000kwを発電することができます。
環境配慮型エネルギーの利用促進(LNG)
弊社の製造工程では、ボイラーの設備が不可欠です。できる限り自然環境への負荷を軽減するため、クリーンエネルギーとしてLNG(液化天然ガス)への切り替えを進めています。
グリーンカーテン
グリーンカーテンは、光合成により二酸化炭素を吸収するとともに、夏の強い日差しが室内に入り込むのを防止し、空調効率の向上を図ります。
国内3工場(静岡・茨城・福島)では工場建屋についてグリーンカーテンの設置を積極的に行い、ゴーヤ、ヘチマ、朝顔などを栽培しています。
社会貢献活動
エイズ感染予防啓発活動
コンドームメーカーとして、後天性免疫不全症候群(AIDS)をはじめとする性感染症対策に取り組んでいます。
市民の皆さまがこうした性感染症に罹患しないよう、性感染症やコンドームの使用方法などの正しい情報を提供する啓発活動に取り組んでいます。特に、毎年12月1日の「世界エイズデー」の前後には、街頭でのコンドームの無料配布をはじめとする各種イベントを企画しています。
献血活動
弊社では、年に2回(春季・秋季)、本社に臨時の献血センターを開設し、従業員及び近隣のみなさまにご参加頂いています。